
sonic
こんにちは。ファイナンシャルプランナーのsonicです。
最近では新型コロナによる影響がいろいろと出ていますよね…
- 休園・休校になって思うように働けない
- 株価が暴落して不況がくるかもしれない
- 自分も感染するかもしれない(´;ω;`)
そんなピンチのときに助けてくれるのが、貯金
いわゆる生活防衛費ですよね。
でも実際にはこうなっていませんか?(↓)

正直いって、 貯金あんまりないです。
ぶっちゃけ、こういう状況(↑)の方っていると思うんですよ。
とはいうものの、貯金が少ないのはよろしくないとは思っているけれど
そんなにやばいの?
って思っていませんか?
はい、やばいです。
やばいですーーー!!!(´;ω;`)
ということで、今回はそんな生活防衛費の重要性や目安額についてお伝えしたいと思います。
目次(気になるとこをタップ)
生活防衛費はピンチのときに使うお金のこと。目安額はいくら必要?

私、生活防衛費って言っちゃってますけど、定義的にはこういう(↓)費用のことですね
生活防衛費とは、万が一のときに使う貯金(現金)のこと。
※万が一とは、天災・勤め先の倒産やリストラ・病気やケガなどのことね。

sonic
別名、 生活防衛資金とか予備費って呼んだりしますね。
では、この生活防衛費についてわかりやすく解説したいと思います!
生活防衛費とは「万が一のときに使う現金」普通預金においておけばOK
生活防衛費とは、万が一の大ピンチのときに使うお金なので
現金(普通預金)で用意しておくべきです!!

sonic
ここは後ほどまた触れるので、覚えておいてくださいねφ(..)メモ
ちなみにまだまだ銀行の金利は低い中、普通預金なんかにおいといたら全然ふえないけどいいの?って思いませんか。
いいんです( `ー´)ノ(キリッ)
考えてみてください。もしこの生活防衛費を投資とかで運用に回していると、引き出したいときに暴落が起きたりした場合に
「た、足りない…」
っていうこともありえますよね?
そんな事態を防ぐためにも、生活防衛費を少しでもふやそうと思わなくてもOK!
すぐに取り出せるところに、置いておく必要があります。

sonic
普通預金に〇〇円、定期預金に△△円とか分散してもいいですけどね。そのへんはお好みでどうぞ。
生活防衛費の目安額は最低でも「毎月の生活費×6ヶ月分」
生活防衛費の最低目安額は、最低でも「毎月の生活費×6ヶ月分」です。
ちなみに、これは最低ライン

sonic
もちろん、これ以上用意してもいいんですよ?[
例えば、毎月の生活費が33万円だとしましょう。
生活防衛費の目安額 | |
---|---|
6ヶ月分(半年分) | 33万円×6ヶ月=198万円 |
12ヶ月分(1年分) | 33万円×12ヶ月=396万円 |
24ヶ月分(2年分) | 33万円×24ヶ月=792万円 |
36ヶ月分(3年分) | 33万円×36ヶ月=1,188万円 |
ちなみに私が提唱する目安額は下記のとおり
- 専業主婦家庭:12ヶ月分
- 共働き家庭:6ヶ月分
もちろん共働き家庭といっても、どちらかの収入だけになった場合に暮らせないとなると12ヶ月分はほしいところですよね。(例:夫が会社員、妻は扶養内パート)
また、天災が起きたときに強い職種(医療系・インフラ系・公務員系)だと収入が減るリスクが少ないので、その分を加味して生活防衛費は調整してもいいと思います。

sonic
まぁ目安はあくまでも目安なので、心配ならこれより多めに用意してくださいね。
【シミュレーション結果】生活防衛費が足りないとどうなる?検証してみた

先ほどの「毎月の生活費33万円」という家庭で検証してみたいと思います。
貯蓄額 | 何か月で貯蓄ゼロ? |
---|---|
200万円 | およそ6ヶ月 |
300万円 | およそ9ヶ月 |
400万円 | およそ12ヶ月 |
このシミュレーションを見て、どう思いますか?
たとえば「もし病気とかで働けなくなったら節約するし、毎月の出費は33万円より抑えられると思う」
と思うかもしれませんよね。
でも…
震災級の地震が起きたらどうですか?
- いきなり勤め先が倒産した!
- (雇用保険もらえるけれど)毎月の生活費には足りない
- 住宅ローン払えない!
- マイホームの修繕費払えない!
これでは、、、生活が詰んだwwwってなりますよね。

sonic
マイホームの修繕費が足りない!ってならないためにも、火災保険には必ず入っておくことをおすすめします。

特に南海トラフとか首都直下型地震とか、遠くない将来に発生すると言われています(怖)
ただ火災保険「だけ」入っていても、地震を原因とする火災は補償されません。
そのためにあわせて地震保険にも入っておくことをおすすめします。
生活防衛費は「現金」だよ!保険で貯めてもぶっちゃけ意味ない
生活防衛費の重要性をおわかりいただけたところで、大事なことをもう1度言いますね。
生活防衛費は「現金」で貯めてください(本日2回目)
なぜしつこくこんなことを言うのかというと、私はFPとしてみなさんの家計相談にお答えしてきたのですが
「貯蓄はしているけれど保険で貯めている方多すぎ問題」を感じているからです。

え?あ、学資保険とかそういうこと?
YES!!そのとおりっ!!
たとえば、家計からの貯蓄率は目標を達成できているけど、その貯蓄先が保険だとすると…

お金使えないやん!ってなります。

sonic
貯蓄型の保険には「貸付制度」もあるんですけど、利息取られますからね。
自分で貯めたお金なのに、引き出す(借りる)ときには利息取られるとかほんと意味わからないと思いませんか?
ということで、生活防衛費を貯めるなら保険ではなく現金でお願いしますね。

sonic
もし貯蓄型保険の保険料が高すぎて現金が貯まらないなら、保険の見直しをおすすめします。
万能な保険は存在しない!唯一カバーできる保険は「現金」です
不測の事態に備えて保険に入っている方は多いですけど
あなたの保険は・・・
本当に「不測の事態」をカバーできてますか?
たとえば、医療保険を「入院給付金日額1万円」にしていたとしますよね。
でも入院しなければ…0円です。
特に今回のような新型コロナだと、入院しないけど給料ダウンとか十分ありえますよね。つまり、保険は一点集中で手厚くカバーしているけど
他の弱点(?)を狙われたらどうなるの?

いまいちど考えてみてくださいね!
まとめ「生活防衛費がないなら今すぐ貯めるべき!」

確かに現金が足りない状況なら保険は必要です。
しかし、高い保険料を払っていても現金が足りないようならそれも大問題。

sonic
特に貯蓄型保険ばかりで貯めているという方は、今すぐ見直してみてくださいね。