
sonic
こんにちは!ファイナンシャルプランナーのsonicです。
さて、始まりましたね。消費税増税もそうだけど
幼児教育無償化

保育料の負担がなくなるなんて、ほんとにラッキーだわ♡前々からやらせてみたかった習い事も増やしてみようかしら?
と考えるのは、甘い!!
たしかに無償化によって保育料の負担は軽くなるものの、お住まいの自治体によっては後から振り込みます=とりあえず今までどおり払ってね!というところも。
このように、幼児教育無償化でわーいヾ(*´∀`*)ノってなっていたら実は落とし穴もあるんですね。
ということで、今回は幼児教育無償化後の家計のやりくりで注意するべきポイントについて、ファイナンシャルプランナーが解説したいと思います。
幼児教育無償化の詳しい解説はこちらから(↓)
関連記事
【最新版】幼児教育無償化のニュースをわかりやすく解説します(随時更新)
もくじ
「保育料無償化のお知らせ」を読んでびっくりしたこと
ことの発端は、幼児教育無償化が始まる前にもらった市からのおたよりに書いてありました。
ふむふむ。「幼児教育無償化が始まると制度はこう変わりますよ~」と読み進めていくと、そこにはこのような文字があったのです。
「・・・ただし無償化で対象となるお金は、償還払いとなります」

sonic
償還払い・・・だと??

まずはいったん払って、後から還元してもらう方法のこと。反対に現物給付だと、最初から無償化分が差し引かれるので、自己負担分のみ払えばOK
私はお金の専門家という立場上、幼児教育無償化の制度についてはアンテナを貼っていたので焦らずには済んだのですが
それでもがっかりはしたけどね。笑
これ、もし知らずに無償化ヾ(*´∀`*)ノわーいってなっていて、いざ保育料の引き落とし口座をみたら・・・

引き落としされてないやんけー!
ってなっていたかもしれないですよね。
あぁ、怖い怖い。。。
もしこのことを知らなかった人で、お住まいの地域が「償還払い」の制度となっている方は、保育料引き落とし口座の残高には注意してくださいね。
家計のやりくりで注意するべきポイント:保育園の場合

保育園の場合、幼児教育無償化によって3歳児クラス以上の場合は保育料の負担がなくなります。
これは大きいですよね!!
ということで、保育料という大きな負担がなくなることで支払うお金もなくなるのか?と思いきや、実は給食代(副食費)を支払う必要が出てきます。

今まで保育料と一緒に振り込んでいた場合、給食代も含まれていたはずなので、特に給食代はいくら?と意識していなかったかもしれません。
ただ、無償化実施後には給食代を払う(保育園に納入する)必要があります。
このへんは幼児教育無償化を実施する際に、お弁当制度を取り入れている幼稚園とのバランスをとるためなんですね。
ということで、保育園でも給食代は無償化の対象とせず「別に払ってよね」ということになりました。

sonic
ということで保育園組のみなさまは、毎月の給食代という出費は無償化後でも残りますのでご注意を。
家計のやりくりで注意するべきポイント:幼稚園の場合

幼稚園の場合、毎月の保育料は月に2.57万円までが無償化の対象となります。
つまり、保育料が2.57万円以内なら保育園と同じように保育料の負担なし!
さてこの保育料ですが、多くの幼稚園では直接園に払うことになっているかと思います。
この払い方に関して、現物給付、いわゆる保育料から無償化対象分が差し引かれ、残りの自己負担分を払う方法ならまだいいんです。そこまでお金の負担は多くないでしょうし。
問題なのが、償還払いだった場合。

まずは、今までどおりの保育料を幼稚園に払う必要があります。そして後から無償化分が戻ってくるというシステムですね。

sonic
このシステム、なんか見たことあるなぁ…と思ったら私立幼稚園就園奨励費でもらえる補助金の制度と似てるかも?
無償化で保育料の負担が大幅に減ったので、文句は言えません。
言えないんですけど!!(←言ってるやん。笑)
毎月2万円ほどの保育料をいったん家計から捻出しないといけないじゃないですか。つまり、毎月のやりくりはあんまり楽にならないですよね。
(´;ω;`)シクシク。泣
ということで、特に償還払いの制度となっている自治体にお住まいの方は、どうぞ毎月の家計のやりくりには気をつけてくださいね。
幼稚園なら入園金や制服代にも注意!入園シーズンには家計のピンチ?
以上が毎月の保育料が家計に与える影響の考察でしたが、家計のやりくりという点ではもう1つお伝えしておきたいことがあります。
それは、幼稚園の入園金や制服代が高すぎる問題。

(認可外にはあるかもしれないですが)認可保育園には入園金が存在しないですよね。
しかし、幼稚園では多くの園で入園金が存在します。しかも、たとえ入園しなくても戻ってこないやつ!!

sonic
なので、入園を決めた幼稚園に入園金を払ったのに3月末でいきなり転勤となって入園金が戻ってこない悲劇とか、転勤族のあるあるです。
この入園金が、まぁ高いんですよね~。
それに加えて、入園までに用意しなければならないのが制服や幼稚園で使うお道具グッズ。制服があるところって夏用・冬用とそろえないといけないし、サイズアウトしたら買い直さないといけないし。
はい、数万円の出費決定ー!
ということで、入園金とあわせると入園までには結構な数万円~10数万円の出費は覚悟しなければなりません。
また、入園式に合わせてママやパパのスーツを新調する場合はその予算も必要。ちなみに我が家の入園式コーデはこちらで披露しています。
関連記事
入園式の服は何を着る?実際に入園式に参加したコーデを披露します

sonic
秋頃(11月頃)に各地の幼稚園で行われるバザーでは制服のおさがりが出品されていることがあるので、入園を控えているならここを狙うのはかなりのおすすめですよー!
まとめ「無償化が始まったとしても、家計のやりくりには気をつけて!」
未就学児のお子さんがいるご家庭にとって、とってもありがたい幼児教育無償化。ただし、無償化で完全に自己負担額がなくなるのか?といえば、そうではありません。
特にお住まいの自治体の制度だったり、通園先によっては家計の負担感が「すぐには」変わらないということも。

sonic
家計のやりくりには気をつけてくださいね。
幼稚園・保育園選び特集やっています
主婦の井戸端会議を記事にしてお届けする「ブロガー喫茶ぽてこ」では、先輩ママたちのリアルな声を集めた幼稚園選びのコツや保活攻略についての特集をやっております。
先輩ママたちは、ほんとに早い時期からかなり戦略的に幼稚園選びや保活をしていたことがわかりました。
気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
あわせて読みたい
保育園・幼稚園選びガイド|ブロガー喫茶ぽてこ