
sonic
新型コロナによる株価暴落のニュースが連日ニュースをにぎわせていますね。
この記事を執筆している当初は、日経平均株価はやや持ち直したようですが…
そんな「暴落」のニュースを聞くと…

ほら、やっぱり投資って暴落するじゃん!

教育費として使いたい時期に暴落来たらどうするの?
って思いませんか??
そこで今回は、教育費を投資で運用しながら貯める場合の注意点をファイナンシャルプランナーであるsonicが解説したいと思います。
目次(気になるとこをタップ)
大学進学用の教育費を投資で運用しながら貯めるということとは?

まず、前提として、大学進学用の教育費を投資で運用するということは「あり」か「なし」かってとこなんですけど…

sonic
私は「あり」だと思っています。
というのも、今は学資保険で教育費を用意しようと思っても、昔のように全然利息がつかない時代。
つまり、長期間お金がロックされる(=引き出せない)のに、ふえるお金はほんのわずかなんですね(泣)
そんな時代に教育費の目標額を達成するには、投資で運用するのもやむをえないというのが私の考えです。

sonic
ただし、教育費の目標額すべてを投資で運用するわけではなく、一部は定期預金などの元本保証商品で用意することも大切です。
暴落がきたら耐えられない?いや、むしろチャンスです!
では、本題。
教育費の積み立てを一部「投資」でも始めてみたという方が増えてきた矢先に起こった
コロナショックによる株価大暴落!!
そりゃ、こんな一言だって言いたくなりますよね…
「ほら、やっぱり暴落するじゃん!投資って怖いwww」

いや、でもね。ちょっと待って!!
まずは落ち着いて、投資の原則を思い出してみてみましょう。

つまり、暴落時には安く買えるから別になにも心配する必要はないってこと。
むしろ、その後また相場が上がっていくことを信じられないのであれば、投資はしない方がいいと思います。。。
ただ、いつどのタイミングが「底」なのかは、わかりませんよね?
そこで登場するのが「ドルコスト平均法」です。
ざっくり説明すると…高いときにも安いときにも買いつけることによって
「買いつける金額がだいたい平均値になるよね」っていう手法のこと。

sonic
もしあなたが、このドルコスト平均法で投資しているなら、今あなたがすべきことは何もありません。
もしくは、資金に余裕があれば追加投資してもいいとは思いますが…
一番良くないのは
焦って売却してしまうこと!

sonic
それはリスクとりすぎていたということ。
なので資産配分を今いちど考え直してみてくださいね。
ちなみに我が家の教育費積み立て分の評価額はこちら(↓)(※執筆当時)

※暴落前にひふみはもういいかなと売却、そしてiFree S&P500インデックスは積立停止していました。そのへんのこともいつか記事にします。
余裕で含み損抱えてますけど、まだまだ教育費を使う時期ではないのでこんなものでいいと思っています。(ただし別途、元本保証商品での積み立てはしています)
実際に教育費が必要な時期に暴落がきたら、ひとまず「現金」で払っておく

でも、実際に教育費が必要な時期に暴落がきたらどうするの?
って思いますよね??その答えはあります。それは
いったん現金で払うということ
え、普通すぎる案だった?そんなに奇抜な方法ってないッスよ。

そもそも、大学で必要な教育費って大きな金額にはなりますけど、入学時点で「全額」が必要なワケじゃないんですよね。
このように(↓)お金が必要な時期はある程度分散されています。

なので入学直前に暴落のタイミングがぶつかってしまったら、まずは現金で払っておき、相場の回復を待ちましょう。
このことからも、教育費を投資で運用して積み立てるといっても一部は必ず「現金」で貯めておくべきだということになります。
それと、もし入学後の相場がどうなるのか不安なら、入学前に投資商品を現金化させておきましょうね。
(相場はそんなにすぐに回復するとは限らないし)
ちなみに投資信託を現金化させるためには、
- 売却する
- 利益を確定する
- 現金化させる
といった流れになります。
もちろん売却して得た利益は再投資させた方が「複利の効果」でお金は大きく育つといわれているんです
なので、こまめに利益を確定させて現金化させて再投資せずにいるとお金があまりふえない…

sonic
正直このへんは「さじ」かげんですね。
まとめ「教育費を投資で積み立てて運用するなら、必ず現金も貯めておこう」
投資は上げ相場・下げ相場を繰り返すもの。
今回の暴落で「やっぱり投資って怖いな」と思ったなら、リスクを取り過ぎているのか、もしくは投資には向いていないのかも?
それなら定期預金などの元本保証商品でコツコツ貯めていく方法をおすすめします。

sonic
それでも我が家は、これからも引き続き「積み立て投資」での運用を続けていきたいと思いますっ!