ところで、あなたは児童手当を何に使っていますか?

子どもの学費のために貯金してますー!

うちは子供服とか、子供の費用に使っているよ。
というならまだしも、

生活費に消えているので、気づいたら残っていないんです…。
今回はそんな児童手当の使い道について考えました!
目次(気になるとこをタップ)
児童手当、みんな何に使っている?
児童手当の使い道は、だいたいこんなかんじ(↓)で使っている人が多いようです。
- 子供の教育費のために貯金・投資している
- 生活費の足しに使う
- 貯金と生活費どちらにも使う
児童手当は「貯金・投資派」

児童手当は教育費として貯める!という人は
- 定期預金に預ける
- 学資保険に加入して貯める
- ジュニアNISAなどの投資で積み立てる
だいたい、この3パターンにわれるのではないでしょうか?
実は児童手当って、そのまま貯めるだけでも200万円近くは貯まるんです!
児童手当の支給額
1.5万円×12ヶ月×3年+1万円×12ヶ月×12年=198万円

sonic
ただし、第3子以降なら3歳以降でも増額されたり、所得制限にひっかかれば特例給付(5,000円)になったりします。
児童手当の特例給付についての解説はこちら(↓)
関連記事
児童手当が特例給付になるラインはどこから?所得制限の考え方
そのため、基本的に私は児童手当を大学進学費用として貯めることをおすすめしています。
うちも児童手当は投資に回しつつ大学進学費用として積み立てているよー!
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教育費を貯め方に投資はありか?なしか?我が家の積み立て方法を大公開
児童手当は「生活費に使う派」

児童手当は、生活費の足しに使う派という方もいますよね!

sonic
生活費といっても子供のための費用に使うようにしている!という人も多いのではないでしょうか?
子供が小さい頃はお金があまりかからないと言いますが、それでもなんだかんだと出費があるもの。たとえば、予防接種代・オムツ代・保育料・子供服・習い事代など。
でも、実は子供が小さいうちの方が貯め時でもあるんです!そこで貯金できないようだと、中学校以降に塾や部活などで出費がかさんでくると
正直厳しいですよ!?
ただ、2019年10月より幼児教育が無償化されたり、保育料の負担はだいぶ軽くなってきています(↓)
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【最新版】幼児教育無償化のニュースを分かりやすく解説します
児童手当は「年少扶養控除」が廃止になってできた制度だった
16歳未満の子供がいると税金が安くなる制度って…
「今」はもうありません。

sonic
以前は年少扶養控除といって、税金が安くなるシステムがあったんですけどね。
ということで、今でも子供が生まれたから税金が安くなる!と勘違いしている方がいたら、それ今はもう違いますからね。

sonic
何を隠そう私もFPの勉強をするまでは、子供が生まれたら税金が安くなるんじゃないの?って勘違いしていました…(汗)
ちなみに16歳(高校生以上)からは、児童手当がもらえなくなるかわりに扶養控除が使えます。
ということで、何を言いたいかというと、
- 年少扶養控除の時代⇒税金が安くなった
- 児童手当の時代⇒直接、手当をもらえる
というだけなんですね。つまり児童手当が導入された経緯を考えると、子供のために使っても使わなくてもいい!ということです。
児童手当、結局何に使うのが正解なの?

年少扶養控除の代わりが児童手当なので、まぁぶっちゃけると何に使おうがご自由にということなんですよね。
だから、子供のために使おうが生活費に使おうが、なんでもいいんです。
それでも私は教育費として使う(貯める)ことをおすすめします!
だって、そもそも児童手当も貯められないなら、大学進学資金なんて貯められないと思いませんか?

sonic
児童手当はいつのまにか使っちゃっているという人は、今すぐに家計を見直してみた方がいいかも?
児童手当を生活費に使うのがヤバイ理由
「子供の進路は大学までを想定していない」または「大学は奨学金で」という方なら、別に児童手当を生活費として使ってもいいと思うんですよ。
ここで問題なのが、児童手当を何に使うかはっきり決めていなくて、ただただ消えていくだけな人。

何がヤバイのか?と言うと
家計を児童手当ありきで考えてしまうと?
- 児童手当をもらえなく年齢になると、家計がピンチ!
- 今後制度改正があると児童手当がもらえなくなるor減額されると家計がピンチ!
という理由から、とりあえず児童手当頼りの家計をやめて、使い道のコントロールはした方がいいです。

sonic
児童手当の使い道をコントロールするなら、貯金や投資が一番わかりやすいですよね!
もし児童手当を生活費に使ってしまい、貯金や投資に回せる余裕もないなら
- 家計を見直す(住宅ローンや保険、携帯代などを見直す・節約など)
- 世帯収入を増やす(就職・転職・在宅ワークなどで副業を始めるなど)
このあたりは考えた方がいいですね。
まとめ「児童手当のご利用は計画的に!」

今回は児童手当の使い道について考えました。
多くの人は児童手当を教育費に!と考えているようですが、生活費に使わざるをえないケースもありますよね。
そういう場合は、児童手当ありきの家計だと今後ピンチを迎える可能性があるので、今のうちに使い道をちゃんとコントロールすることをおすすめします。