
sonic
こんにちは!sonicです。ちなみに我が家の住宅ローンは変動金利で借りました。
さて、インスタの方で住宅ローンについてのご質問をいただいたのですが、
住宅ローンを組む際には注意点というか、絶対にやってはいけないことというのが存在しましてですね。
でもこれ。意外とみんなやってしまいがちなんです…
ということで、今日はそんな住宅ローンを組むときにやってはいけないこと
- 毎月の返済額が少なくて済むから変動金利にする
- 手元の貯金を使い切ってしまう
についてご紹介したいと思います。

sonic
住宅ローンは変動金利or固定金利どっちがいいのか?で悩んでいるならぜひ参考にしてみてくださいね!
ちなみに我が家が変動金利を選んだ理由については、こちらの記事(↓)をどうぞ。
目次(気になるとこをタップ)
「住宅ローンの返済額が少ないから変動金利にしよう」は危険
ハウスメーカーやマンションの広告に載っている「毎月の返済は家賃並み」という言葉に魅かれてマイホームを買っていませんか?

たとえば次のような借り入れ条件(↓)で試算してみます。
- 借り入れ額3,000万円
- 借り入れ期間35年
- 元利均等返済
- 変動金利0.5%
この条件だと毎月の返済額は約7,7万円になりました。


sonic
本当に毎月の家賃並みですねっ!!
ただ、これはあくまでも今のめちゃくちゃ低い金利(変動金利)で借りた場合の話。
たとえば10年後に金利が1.5%となったとします。


sonic
ま、それまでの10年間は0.5%のままってありえないとは思いますけどね(汗)
そうなると毎月の返済額は8.7万円に上昇しました。

つまり1万円のアップですね。。。
もう一度言いますよ?
1万円もアップするんです!

sonic
毎月の返済が1万円もアップしたら、正直めっちゃキツくないですか!?
10年後といえば、子供の進学時期と重なるかもしれません。習い事や部活の費用も家計に大きくのしかかってくる時期の方も多いですよね。
毎月住宅ローンの返済額という固定費が1万円アップするのは、正直結構キツイんじゃなかなと思います。

sonic
しかもその時期は教育費の捻出とともに、将来の大学進学費用もあわせて貯めなければならないという方も多いはず!(おそらくラストスパートかけている時期)
このように、
- 固定金利にすると返済額がちょっとキツイから変動金利にしておこう♡
- ま、あとから繰り上げ返済するし大丈夫でしょ♡
なーんて軽く見ているあなた。
住宅ローン破綻予備軍です。(怖)
「住宅ローンを組んだら貯金が残らない」のは危険
これは住宅ローンを借りた・借りていないに関係なくいらっしゃいますが、「手元に残る貯金(現金)を残さない(残せない)」人は危険です。
というか、超危険です。
なぜ手元に現金が残らないのか?というと、
- マイホーム関係の出費が意外とかさんだ
- 頭金を入れすぎた!もしくは頭金なしでマイホーム購入に踏み切った
- (貯金ないけど)低金利だから我が家もマイホームいける!と思った
果たしてあてはまる項目はあったでしょうか…?
「いやいや、みんな見積もり甘すぎでしょ?」って思うかもしれませんが、残念ながらあるあるなんですよね。(もちろんよくはないですけど)
そのへんの出費までも計算してマイホームの予算は組むべきですから。
ただ、「頭金を入れすぎた」「低金利を甘く見ていた」このの2つは結構ヤバイですね。。。
どうヤバイのか?については、次で詳しく解説したいと思います。
「住宅ローンの頭金を入れる」と「住宅ローンの頭金を用意する」は似ているようで違う
ここで突然ですが、クイズです。
- 頭金を入れる
- 頭金を用意する
この2つは同じでしょうか?それとも違うでしょうか?

sonic
シンキングターイムッ!!
正解は・・・同じのようで、違います!
前者は文字どおり頭金を用意して購入時に頭金を入れるということ。
後者は「用意はするけれど、頭金としては使わず手元に残しておく」という選択肢もありえるということ。
たとえばこんなことを言われたことはありませんか?

親世代
マイホームを買うなら頭金を2割くらい用意しないと買えんぞ。

不動産屋
今は低金利だから、頭金なしでも買えますよ(キリッ)
どっちやねーーーん!!!
って思いますよね。
そもそも、昔(親世代がマイホーム買った時期)は、頭金を2割用意しなければ銀行は住宅ローンを貸してくれなかったんですよ。
でも、今は(審査さえ通れば)頭金がなくても貸してくれるんですが…
住宅ローンの返済が始まったあとに現金がないと万が一のときに生活が詰みます!
そうなるくらいなら、マイホームは買わずに賃貸のままでいるべき!!
つまり、こういうことです(↓)
頭金なしでも買えるけれど、頭金を貯めずに買うのはダメ!
現金が残らないということは、不足の事態に備えられないということ。
大きな病気にかかったり大ケガをしたり、または災害に遭って貯蓄を切り崩す必要だってあるかもしれませんよ?


sonic
現金は残しておきましょうね。(これホント大事)
「うちもマイホームいけるんじゃない?」という勘違い
そろそろマイホームは欲しいなと思っているけれど、なかなか頭金は貯まらない。
でも今は低金利だしチラシには「毎月の家賃並み」って書いてあるから、
住宅展示場(モデルルーム)でも見に行ってみるか??

sonic
ちなみに行ったら最後。マイホームめちゃくちゃ欲しくなりますからね(あるある~!!)
友人や職場の同僚から「マイホームを買った」という報告を聞くたびに、うちも買えるのではないか?買ってもいいんじゃないか?って思いますよね。
でも、そのご友人や同僚に「いくら貯金があったの?」って聞きました?
親や親族からの贈与があったかもしれませんよ?
さすがにそこまでは聞けないですよね(´;ω;`)
まわりがマイホームを買ったからといって、我が家も買えるかどうか?は別。
「変動金利にしないと返済できない」という状況で、かつ頭金も足りない状況なら、残念ながらマイホームは時期尚早なのかもしれません。
まとめ「毎月の返済額は家賃並み」という発想は危険です
持ち家を所有するということは、住宅ローンの返済以外にも火災保険・地震保険料や固定資産税、そして修繕費などのコストがかかり続けます。
マイホームの購入はゴールでなく、スタートでしかありません。

sonic
わかっていたけど…実際に払うとなると結構キツイ←本音(笑)
そんな中で「毎月の返済額は家賃並みだから(住宅ローンを返していくのに)問題ないでしょ♡」と考えるのは非常に危険。
特に貯金なしで購入したり、予算オーバーで残りの手持ち資金が少なくなるなら、それはもう背伸びしたお買い物だということ。
住宅ローン破綻を防ぐためにも、「予算を下げる」とか「もう少し貯金を貯めてからにする」とか検討の余地はあるかと思いますよ。

sonic
もし「我が家はマイホーム買って大丈夫だろうか?」と心配でしたらご相談にのりますので、家計見直し相談へお申し込みくださいね。

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