
sonic
こんにちは!ファイナンシャルプランナーのsonicです。
ところであなたは確定拠出年金ってやっていますか?
- 最近会社で導入したというあの制度のことかな?
- イデコ(iDeCo)のこと?うち最近始めたよー!
最近では節税に最強とも呼ばれている確定拠出年金ですが、まだまだ様子見の方もいるはず。
最近では会社員の節税に最強とも呼ばれている確定拠出年金ですが、まだまだ様子見の方もいるはず。
そこで今日は、
- 確定拠出年金をやってたおかげで、支払う住民税が少なくなって
- さらに私立幼稚園の就園奨励費補助金のもらえる額がアップした♡
という話をします。

sonic
結論から言うと「iDeCoやってたおかげで数万円レベルで得をした♡」という話です。
「幼稚園でもらえる補助金って何?」っていう人から、「うちは所得制限で対象外なので…」という人も是非読んでいってくださいね!
もくじ
iDeCo?401k?確定拠出年金について解説
いきなりいろんな言葉が出てきて「?」ってなった人は、簡単に解説していますのでどうぞ。分かる人は読み飛ばして大丈夫なので▼下へGO▼
確定拠出年金(企業型・個人型)とは?

確定拠出年金とは、決まった額(=確定)を払って(=拠出して)運用し、運用した成果を老後に受け取る仕組みの年金です。
会社と加入者が拠出する場合(企業型確定拠出年金)や、会社にそのような制度がない場合は個人型確定拠出年金(通称iDeCo、イデコと読みます。)を利用できます。
住民税とは?

自治体に納める税金のことです。都道府県に納める県(都道府)民税や、各市町村に納める市(町村)民税があります。
幼稚園の補助金は各市町村単位で実施している事業なので、今回の補助金で申請が必要なのは住民税(市民税)のほうでした。
私立幼稚園就園奨励費補助金とは?

「しりつようちえんしゅうえんしょうれいひほじょきん」と読みます。

sonic
なんとも言いにくい名称ですな(苦笑)
これは私立幼稚園に通うとなると保育料が結構高いから、子どもの人数や世帯収入によって補助金をあげるよーという制度。
国が各自治体でやってね!と言っている制度なので、おおまかな制度設計は同じなのですが自治体によって名称やもらえる補助金額がビミョーに異なります。
たとえば、こんなかんじです(↓)
詳しくはお住まいの自治体で調べてみてくださいね。

sonic
国で統一してくれればいいのにね。引っ越すたびに毎回調べ直すのは転勤族あるあるです。
さきほど世帯の収入によって、と言いましたが正確には世帯で支払っている(市町村)の住民税の合計によってもらえる補助金の額が変わってきます。
あとは第一子か第二子かでももらえる金額は変わることも。
iDeCoを始めたおかげで補助金額がアップ!
こちらが、私の喜びの声です。
去年から始めたiDeCo(個人型確定拠出年金)で住民税も節税できてた!!
そのおかげで、今年は私立幼稚園就園奨励費補助金の対象内におさまった!!
嬉しい〜♡
【教訓】
(会社員でも)節税は大事。— sonic@主婦ブロガー (@sonic_38) 2018年6月8日
【節税効果大】iDeCoの保険料控除って威力が抜群!

2017年から全員が対象になった個人型確定拠出年金ですが、我が家も2017年から始めたんですね。私は専業主婦で節税効果がないので、夫名義ですが。
そして2018年6月、2017年分の住民税額が決定しました。
ほら、毎年6月には住民税決定通知が届くでしょ?
通知を見てみると、確定拠出年金を支払った分の控除がきいてる!!
確定拠出年金で支払った分は全額、小規模企業共済等掛金控除という名前で、社会保険料や生命保険料などと一緒に所得から控除されます。
つまり、税金を計算するおおもとの収入(=所得)が減って、支払う税金(所得税や住民税)が減った!ラッキー♡ということです。

sonic
マジで始めて良かった確定拠出年金。役所で課税証明を発行したときに、嬉しくて叫びました♡←迷惑
幼稚園の補助金額がアップした仕組みとは?
私立幼稚園の補助金は、園を通じて住んでいる自治体へ申請をします。うちも最近申請書をもらってきました。
そこで申請用紙の内容を見てみると・・・

sonic
うち、去年の住民税が節税できていたから補助金額アップしてるじゃん!!
市役所で課税証明を発行したところ去年の住民税が減っていたので、補助金をもらえるランクが上がり補助金額がアップしたという話でした。
今年度の課税証明ってどの時期の住民税?
ところで、市役所からの申請用紙には、このように書かれていました(↓)
「補助金を申請するなら、今年度の課税証明書を提出してくださいね」
ん?今年度って、具体的にいつの??
って思いませんでしたか?
そこで、住民税の仕組みについて説明したいと思います。
住民税は「後払いのシステム」です
会社員の人が源泉徴収される税金って、2つあります。それは所得税と住民税。

所得税は毎月お給料からちょっと多めに天引きされて、年末調整で清算されます。(税金が取られ過ぎていたら戻ってくる仕組み)

反対に住民税は、1年の所得税が決まったあと税務署から各自治体に連絡がいって計算します。毎年6月よりお給料から天引きされるという後払いのシステムなんです!!
申請する住民税は

- 実際に支払った住民税(A)
- 納税額が決定した、これから支払う住民税(B)
のどちらが今年度の住民税となるか、イマイチよくわからなかったんですね。Bだったらまだ払ってないやん、ってなるので。
先ほどの例で言うと、AかBか、どっち??っていうことだったんですが、 答えは(B)納税額が決定した住民税で合っていました。
住民税の課税時期はややこしいので注意!

昨年から確定拠出年金を始めたので、確定拠出年金の掛け金分が控除された=節税された住民税はまだ払っていません。
この記事を書いた時の例で言うと、2018年6月のお給料分から天引きされて払う。
だから「今年は補助金額のアップはなしかー」と勝手に思い込んでいたのです。

sonic
ふぅ、思い込みは危ない危ない。
住民税の後払いシステム、なんとややこしい!!
ちなみにこのような住民税の後払いシステムは、例えば以下のような悲劇を生みます。
例1
入社2年目から住民税が天引きされ始めて社会人

ギャー!手取りが減ったー!(泣)
例2
退職した翌年に、住民税を請求されて焦る専業主婦

退職時に清算していると思っていたけど、住民税って後から請求されるのね。
ま、住民税の仕組みを知っておけばこんな悲劇は生みませんが(汗)

sonic
ちなみに全部私の実体験です。
【朗報】幼稚園無償化スタート!

2019年10月から、幼稚園も保育園も保育料が無料になりました。基本的に保育園児は3歳以上児から、幼稚園児は満3歳児からが対象です。

sonic
ちなみに所得制限はありません!でも、いろいろと細かい条件があったりするので、よかったらこちらの記事(↓)を参考にしてみてください!
関連記事
【最新版】幼児教育無償化のニュースをわかりやすく解説します
じゃあ、わざわざ節税する手間やこちらから申請する手間がなくなるのか?と思いきや、そんなことはありませんでした(泣)

sonic
ちなみに我が家は幼稚園児と保育園児どちらもいるので、それぞれの注意点を説明します。
幼稚園の場合
無償化は上限額が設定されていますが、手出しが発生した分については自治体によって補助を実施しているところがあります。でも、園を通して各世帯で申請という場合もあるので注意!
保育園の場合
保育園が無償化の対象となるのは、基本的に3歳児クラスから。つまり0歳~2歳児クラスは世帯の住民税課税額によって保育料が変わるので、節税する必要性はあります!
まとめ「確定拠出年金で老後資金を貯めつつ節税もできる」
確定拠出年金は会社員の人でも節税できる数少ない方法の1つです。でも、確定拠出年金?よく分からないからやらないでおこう」っていうのは
本当にもったいない!

sonic
特にうちみたいに(補助金額アップなど)嬉しい効果もあるかもしれませんよ?
手取り収入がなかなか増えない厳しい時代だからこそ、できることから頑張っていきたいものですね♡
iDeCoを始めるならSBI証券がおすすめ!
ちなみにiDeCoを始めるなら、低コストの商品を選べるSBI証券がおすすめです♡

sonic
ちなみに我が家もSBI証券でiDeCoに加入しています。

確定拠出年金は口座を開設して運用を開始するまでに時間がかかったりするので、気になった方は早めに資料請求してみてくださいね!